2023年07月12日

★祝 2023年春 検定試験結果

みなさん、こんにちは!日本医療通訳アカデミーです。
6月下旬に、2023年春の検定試験の結果が出ました。
今回は二次試験(1人 15分の実技試験)の出題パターンが少しだけ違うテーマの方もいらっしゃいました。
受験された生徒さんのお話をききますと、「菊池病」とかかれた紙が机の上においてあり、「話者の言葉の中で、菊池病と出てきたら、Kikuchi diseaseと訳出するように最初に説明があったようです。
そのようなパターンは今までなかったので、そのパターンだった生徒さんからは、頭が真っ白になった、自信がない、1つでも漏らしてはならないと、より緊張したというような感想を頂きました。

そんな中でもたくさんの方が合格されました。約1年かけてコツコツ勉強を続けた方、年末年始から短期間の集中勉強で合格された方、皆さんそれぞれの勉強方法でがんばりました。本当におめでとうございます。
また、今回は残念ながら不合格になった方も、弱点を強みにできるくらいがんばりましょう。次回12月の試験まで、本当にあっという間です。

さて、ここ半年くらいの間、当校においても医療通訳に関するお問い合わせも増え、講師・卒業生も現場での活躍が増えております。検定試験においても、実際、医療通訳の現場で通訳を行える技術、人物であるかをより見極めようとしているのだと思います。「菊池病」のようにまったく知らない単語が出てくるのが現場です。
医療通訳のとき、どれだけ準備してもやっぱり単語がわからない、思い出せない場面があります。そんなときにどう対応するか、ということも検定試験ではみられています。
対策としては、やっぱり日頃の授業での取り組みにおいて、知らない言葉がでてきたときにどんなパラフレーズで対応するか、臨機応変に対応する練習することが大事だと思います。

2023年春検定試験結果